代々木にあったスクウェアのショップに行った思い出

かなり昔なんだけど。中学生の頃に友達3人くらい(はっきりと誰かは覚えてない)で、当時流行っていたファミコンソフト「ファイナルファンタジー」のショップがあるということを聞きつけて、代々木まで行ったんだ。その頃はネットもスマホもあるわけでもなく、よく行けたもんだと感心する。一緒に行った友達が利口だったのだろう。

そのとき俺は埼玉の所沢に住んでいたので、西武線で池袋駅まで出て、山の手に乗り換え、代々木駅まで行ったのだと思われる。所要時間1時間ちょっとくらいか。中学生が友達だけで電車を乗り継ぎ、そんなところまで行くのは冒険だった。(同じくらいの冒険は原宿の古着屋とか芸能人ショップとかそういう感覚)。どんなビルだったかとかは全然覚えてないんだが、そこでファイナルファンタジーIIのマグカップを買って帰ったなあ。今もまだ実家にあるかもしれない。残るものは記憶にも残りやすいな。

購入後に、そのビルだったか、違うビルなのかも覚えていないが、テーブル筐体のゴールデンアックスを友達とプレイした。その頃流行っていた二人でやる横スクロールアクションだ。同様のゲームは他にファイナルファイトやダブルドラゴン、天地を喰らうとかあったと思う。レバーと、攻撃、ジャンプ、魔法の3つのボタンで操作するシンプルなもの。キャラクターは海パンで筋骨隆々の男とグラマラスな水着の女、そしてじじい。

友達は海パン男、女は劇画で美しくなかったので、俺はドワーフのじじいに決めた。この系統のゲームは、敵だろうと味方だろうと当たり判定があるため、左右に分かれて戦うのがセオリーだ。前線で戦う海パン男を後目に、俺の操作するじじいはゴロゴロ転がる技(攻撃とジャンプ同時押し)が楽しくてそれを連打していた。敵のいない移動中もゲラゲラ笑いながらゴロゴロして、引っかかり気味でスクロールしていく。そのとき、追いついたゴロゴロで海パンが吹っ飛んだ。ゲーム開始数十秒、谷間のジャンプに躊躇う海パンは、谷底へ落ちていった。俺はゴロゴロで突き落としたのがツボにハマって、ゲームどころではなくなっていた。

意図しない死がこんなに面白いのは、ゲーム特有の素晴らしい点ではないだろうか。マリオの2人プレイも面白ぇもんなぁ。そもそも残機ってなんなんだよな。命が軽すぎだろ。

そんな古の思い出。